ラジャアンパット田舎暮らし☆インドネシア

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zoom RSS ラジャアンパットの海

<<   作成日時 : 2008/03/26 19:15   >>

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2013年1月修正

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ラジャアンパットの海は美しい珊瑚の海です。他のインドネシア地域に比べてその破壊も少なく、大きく成長したハードコラルや、色とりどりのソフトコーラル、シーファンが幅広く群生しています。まずはその種類の多さ、大きさ、カラフルな美しさが、一番の魅力です。
一方でプランクトンが多く透明度はあまり良くない場合が多いです。
しかしながら、これら珊瑚の群生やプランクトンは、多様な魚を呼び寄せています。
珊瑚や魚の調査は今現在進行中です。2011年のデーターではハードコラルの種類は553種以上、リーフフィッシュの種類は1427種、蝦蛄(シャコ)類42種となっていますが、この数字はまだまだ伸びていきそうです。

水中生物が多様である理由は、この地域が海流の合流点であることがあげられています。
また長い年月をかけた地殻変動や氷河期による海水面の上下変化により、海が閉ざされたり、つながったりを繰り返くりかえし、より多様性を生んだとも言われています。
さらに温度変化も少なく、シャルターとなるケープ、マングローブも多く、幼魚にとっての揺りかごとなっているようです。
しかし一方で、このような多様性を保っている地域でありながら、フカヒレを目的とした乱獲により、ここ20年でサメが激減してしまったようです。

現在Conservation International、The Nature Conservancy などのNGOがこの地域の保護活動をしています。COREMAPや地元政府、また人々と協力してMarine Protected Areas(海の保護区域)を拡大しつつあります。現在では、Kofiau(コフィアウ島), SE Misool(南東ミソール), Dampier Strait(ダンピール海峡), Mayalibit Bay(マヤリッビト湾), Sayang/Wayag/Uranie Archipelago(サヤン、ワヤッグ、ウラニ諸島), Ayau/Asia Islands(アヤウ、アジア諸島), SW Waigeo SML Raja Ampat(南西ワイゲオ) の7箇所がプロテクトエリアになっています。
2007年よりラジャアンパットに入る観光客は、インドネシア人も含め、コンサベーションフィーを払うシステムとなりました。ラジャアンパットの自然保護活動や、村々への資金援助などに使われているようです。
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ブラックフィン、イエローフィンバラクーダーや、ロウニンアジ(GT)、ギンガメ、ホシカイワリ、ブルガートリバリーなどのアジ科の魚、サワラ、マグロ、スマなどのサバ科の魚、またフエダイ、フエフキダイ、コショウダイ、ツバメウオ、フィジラー、ニザダイなど、様々な種類の魚が群れ、そしてリーフシャーク、ナポレオン、グルーパ、カンムリブダイが群の間を雄大に泳ぎ、色とりどりのチョウチョウウオ、キンチャクダイ、ハナダイ、スズメダイ、メギスなどの小魚が、艶やかな海のガーデンを作り上げてくれます。
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小魚では、Splendid Dottyback(スプレンディド ドッティーバック)やTailspot blenny(テイルスポットブレーニ)などが人気あります。また固有種のBatanta dottybackは簡単に見られます。同じく固有種のJamal's Dottyback などもミソールに棲息しています。
トリトンベイの固有種と言われていた Nursalim's flasher wrasse も、ラジャアンパットで見つかりました。
また、ニシキテグリ、ピクチャードラゴネットが見られるポイントもあります。
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マンタのクリーニングステーションもいくつかあります。
ラジャアンパットでは、マンタアルフレディ(南洋マンタ)とマンタビロストリス(外洋性マンタ)の両方が見られます。ブラックマンタも現れます。
10月から12月ごろにはモブラの大きな群れが現れることもあります。
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この地域で多くみられる特殊なサメは、タッスルドウービーゴン(アラフラオオセ)とラジャエポレットシャークになります。
ウービーゴンは数も多く、リーフの下に潜り込んでじっとしているため、確実にラジャアンパットの海で見ることができます。特にマンソワール周辺は飽きるほど見ることができます。ほとんどのウービーゴンはアラフラオオセのようですが、違う種類も少数ながらいるようです。
「歩くサメ」として有名になった、ラジャエポレックシャークも頻繁にみれますが、夜行性のためナイトダイビングで見ることになります。

乱獲で激減しているサメですが、ホワイトチップリーフシャーク(ネムリブカ)、ブラックチップリーフシャーク(ツマグロ)、グレーリーフシャーク(オグロメジロザメ)は見ることができます。
また特大のナースシャーク(オオテンジクザメ)なども見られることがあります。
ツマジロ、トラフザメ、サカタザメも見たことはありますが、多くはないようです。
ハンマーヘッド、ジンベイザメの目撃もされていますが、あまり多くはないようです。
尚、ジンベイザメのポイントはラジャアンパットからさらに東にある、チェンドラワシベイで見つかっています。

鯨もごくたまにしか見ることはできません。ジュゴンもいるようですが、ポイントとしてはまだ確立していません。
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ラジャアンパットを特徴付けるポイントの一つに、海と陸のコラボレーションがあります。
マングローブ林の根や海底で、成長したソフトコーラルを見ることができます(Paggage、Blue Water Mangroves、Hidden Bay など)。水中からソフトコーラルを通してマングローブ林を眺めた景色は異色の美しさを放ちます。
一方、マングローブ林には、海水に棲むワニが生息しています。普段あまり潜られていない地域でのダイビングは注意が必要です。

ラジャアンパットの島々は石灰岩でできています。侵食されたオーバーハング、ケープ、ホール、トンネルなど地形のおもしろいポイントもたくさんあります。
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ピグミーシーホース(ピグミー)は、水深10から20mほどのところで、簡単に見ることができます。
ここでは、H. Bargibanti(バギーバンティ)、H. Denise(デニス)、H. Pontohi(ポントヒ)、 H. Severnsi(セバーンシ)そして、H. Colman(コールマン) の5種類のピグミーを見ることができます。
それぞれのピグミーが、色や模様にバリエーションを持ち、どの種類に入るのか迷うものもいます。まだ名前の付いていない新種の可能性もあります。

以前 黒(こげ茶)のPontohi として教わっていたものは、別種の、H. Severnsi になるようです。でもまだ多くのダイバーは Pontohi と呼んでいます。Colmanも、Pontohi と呼んでいることが多いです。
Deniseのバリエーションも多く、色も白、オレンジから真っ赤なものまであります。Bargibanti のように斑が大きく、隆起したものもいます。班が白く隆起した、真っ赤なものは、「ラジャアンパットピグミーシーホース」と呼んでいるダイバーもいます。

赤いBargibantiとDenisはシーファンを探せば比較的簡単に見つけることができます。特にミソールではその数が多く、水深5メートルでも探すことが可能です。黄色のBargibantiはポイントが限られていますが、見つけることは可能です。一方Pontohi、Severnsi、Colman は、シーファンにはいませんので探すことが難しく、ガイドの目に任せるしかないようです。また、Pontohi、 Severnsi、Colman はマンソワールエリアに多く、ミソールではその姿を見ることはないようです。
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ウミウシも多様にいます。特に、ナイトダイビングはお勧めします。珊瑚の美しさに加え、大小様々な種類のウミウシが現れてきます。エビ、カニ、貝なども活発に動き出し、盛りだくさんなダイビングを堪能できます。
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イカ、タコも良く見られ、ブルーリングオクトパス(オオマルモンダコ)やボブテイルスクイッドなどが見られることもあります。近年コフィアウ島、バタンタ島では、ミミックオクトパス、ワンダープスオクトパスも見られたようです。
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そのほか、ラジャアンパットではツバメウオの一種、Batavia Spadfish(ゼブラフィッシュの成魚)がよく見られます。幼魚はかわいいので見てみたいのですが、浅瀬にしかいないようで、なかなか見ることができません。
またConvict blenny(囚人魚)がたくさんいます。親は巣穴に篭り、子供たちだけが外に出てくるという魚です。
用心深い親は巣穴からなかなか出てきませんが、タイミングによっては、親の顔を見ることができます。
スズメダイの一種で親が子育てをするSpiny-tail pullerという魚がいます。ラジャアンパットにはこの魚も多いとのことでした。
さらに、他のインドネシア地域では見ることがあまりない Banded Toadfish(halophyme diemensis)(別種のToad fish という説もあります) もラジャアンパットの人気者です。ナイトダイビングで見つけることができます。
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ラジャアンパットの魚固有種については以下を参照してください。

ポイントの詳細な情報は以下を参照してください。

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