ラジャアンパット田舎暮らし☆インドネシア

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zoom RSS ラジャアンパット概要-アクセス

  作成日時 : 2008/03/26 18:50   >>

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2014年4月修正

インドネシアの地図


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ラジャアンパットの位置


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Raja Ampat(ラジャアンパット)は、インドネシアの西パプア州に位置し、Waigeo(ワイゲオ)、Batanta(バタンタ)、Salawati(サラワティ)、Misool(ミソール)の4つの大きな島と、600以上の小さな島々からなる、南北約350キロ東西約250キロにわたる地域のことです。

日本からラジャアンパットへのアクセスは、空路インドネシアのジャカルタに入り、Makassar(マカサール)、 Manado(メナド)、またはAmbon (アンボン) などを経由し、西パプア州の Sorong(ソロン)まで飛びます。そしてソロンより海路、ようやくラジャアンパットの島々に入ることができます。
    「マカサール」は1971年から1999年まで「ウジュンパンダン(Ujung Pandang)」と呼ばれていました。そのため空港などの案内が、いまだに「ウジュンパンダン」という地名を使っている場合がありますので御注意ください。

ジャカルタからソロンまでの国内線はデイリーで、ガルーダインドネシア(Garuda Indonesia)、スリウィジャヤエアー(Sriwijaya Air)、エクスプレスエアー(Express Air)が運行しています。(メルパティエアー(Merpati Air)はなくなりました)

ガルーダインドネシアは 2013年11月よりソロンまでの運航を始めました。ジャカルタを夜出発、マカサール経由、ソロンには早朝に到着となります。ソロンからは昼に出発、ジャカルタは夜7時ごろの到着になります。
ジャカルタの空港は、国際線と同じターミナルになりますので、乗り継ぎの移動が楽になります。
ソロンからの帰路に関しては、マカサール経由でデンパサールに向かうことも可能です。

スリウィジャヤエアーは、デイリーで2便あります。ジャカルタからは、2便とも夜中に出発、マカサール経由、ソロンには朝到着します。ソロンからは朝、または昼に出発、マカサール経由、ジャカルタには昼または夕方に到着します。

エクスプレスエアーは、ジャカルタ ‐ ソロンが直行便になりました。
ジャカルタからは、夜中に出発、4時間ほどで早朝のソロンに到着します。ソロンからは午前中に出発し昼ごろにはジャカルタに到着です。
エクスプレスエアーの直行便は便利ですが、オンライ予約はまだできません。

デイリーではありませんがバタビア航空も、ジャカルタ発マカサール経由ソロンまで飛んでいます。こちらもジャカルタ発は夜中の便になります。

ライオンエアーは、メナド、またはアンボン経由でソロンに入ることができます。アンボン経由の場合は、ジャカルタ発は夜中の便になります。
メナド‐ソロン、アンボン‐ソロン間はライオンエアーの子会社ウィングズエアーを利用することになります。機体もプロペラ機になり、預け荷物も10kgからオーバーチャージがかかります(ジェット機は15kgまでOKです)。ライオンの無料預け荷物の重量は以前に比べ、減らされたようです。

デンパサール - マカサール - ソロンのルートでは、マカサールで1泊する必要があります。または、デンパサール ‐ マカサールと、マカサール - ソロンを別の航空会社を利用すれば、1泊せずに移動することができます。この場合は、マカサールで荷物を受け取り再びチェックインする必要が出てきます。

メナドへは日本からシンガポール経由シルクエアー(シンガポール航空の子会社)で入ることも可能ですが、ソロンまでは、シンガポールとメナドで計2泊する必要があります。
メナドからは、前述したウィングズエアーの他に、エクスプレスエアーもありますが、どちらもデイリーではありません。
メナドからのエクスプレスエアーは小さなプロペラ機になります。無料の預け荷物は10kgまでとなっており、オーバーチャージも1kg 5万ルピア(500円)ほどかかりますので、高額になります。
近々ガルーダインドネシアがメナド−ソロンを運行する予定があるそうです。小型のジェット機かプロペラ機になるようです。

フライトスケジュールは頻繁に変わります。事前の確認をお願いします。



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時間に余裕のある方はインドネシア国内を、Pelniでの船旅が可能です。1等に乗ればトイレ、お湯シャワー付きの、きれいな二人部屋(男女別相部屋)に入れます。食事も等級により用意されていて、1等の食事はおいしいようです。最も、お値段の方も飛行機と変わらないかもしれません。

ラジャアンパット地域は、最近ソロン県から分離し、ラジャアンパット県となりました。首都(県庁所在地)はワイゲオ島南側にあるWaisai(ワイサイ)になります。なにもない山を開発して町を作ってしまいました。サラワティの一部はソロン県からの分離を拒み、いまだにソロン県になっています。


ラジャアンパットの人々と生活


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ラジャアンパットは600以上の島がありますが、人が住んでいる島はそのうち35島のみ、村は97村です。広大な地域に数十人から数百人の村が点在しているだけです。ワイサイでさえその人口は三千人ほどのようです。ラジャアンパット全体の人口も3万5千人から4万人に満たないとのことでした。

ラジャアンパット県内には固定電話はありません。携帯電話はワイサイとマンソワール周辺、さらにミソールの東側一部で使えるだけです。村と村、また外部への連絡手段は無線が中心となります。
今後は、どの村でも携帯電話が使えるようにするため、順次アンテナを立てていくようですが、全域で使えるようになるのにはまだ時間がかかると思われます。
携帯電話のつながらない地域で仕事をしている企業は、衛星電話を使っています。一方で、最近ではインターネット接続ができるパラボラを設置して、衛星電話のかわりにスカイプを使用している施設が多くなってきています。衛星電話を使うより格安になります。

ワイサイは県を分離するにあたり、何もないところに新たに作られた町です。官庁機能は移りつつありますが、地理的問題もあり、許可関係の事務手続きは、まだソロンの町で行なわれることが多いようです。ラジャアンパットの村人が生活用品を買い求めに行くのも、ソロンの町になっています。


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ラジャアンパットの村から村への移動はすべて船になります。船は手漕ぎの船から簡単な帆船、カティンティン(汎用エンジンにプロペラをつけ動力としたもの)や小型の船外機などをつけた丸木船、木造船などです。これらは魚を採るのにも使われています。
少し遠いところへは、15から40馬力の船外機のついた木造船を使います。
主要な村と村を結ぶ大きな木造定期客船もあります。
またソロンーワイサイ間は、「Marina Express」などの高速船が、毎日往復しています。
ワイサイ政府は、空港建設や、道路建設に力を入れています。しかし個人的には、村々を結ぶ定期船の増便と低料金化に力を入れてほしいと思っているところです。


現在ラジャアンパットには、主にモイ人、ビアク人、マルク人が住んでいます。一方12の部族が住んでいるとした資料もありますが、これはモイがさらに分けられた結果であり、大きな分類ではモイとなると言われたことがあります。ワイゲオに住んでいるマヤ人もモイのグループだと聞きましたが、マヤ人自身から聞いたことではありませんので、また違ったことを言われるかもしれません。
モイ人から派生したグループを除き、それぞれの言葉はまったく違うものになり、共通語はインドネシア語になります。
宗教はほとんどの人がキリスト教徒ですが、マヤ人など一部改宗した人や、マカサール、ブートン、ジャワなどから移り住んだイスラム教徒もいます。

ラジャアンパットの村人は、日々必要なものだけを村の近くで採取する質素な生活をしています。
主食はサゴヤシのでんぷん、キャッサバの芋、パンの実などです。一方最近では、現金収入のある人々は米を食べるようになっています。
海からは魚、えび、貝が豊富に採れ、山ではいのししを捕まえることができます。
野菜は空芯菜、バナナの苞葉(バナナになる部分の残り)、パパイヤの花、葉、実などを食べています。キャサバの葉、バナナの幹の内部なども野菜として食べられますが、この地域にはまだ定着していないようです。
果物はバナナ、マンゴー、パパイヤ、みかん類などが豊富にあります。
雨が多いので水源は豊かです。年間を通して木々も緑に茂っています。衣類をのぞき、生活に必要最低限の物は、村の近くで手に入ります。

一方現金収入を得るようになり村の生活も大きく変わってきました。村では手に入らない米、ラーメン、揚げ油、小麦粉、バター、紅茶、コーヒー、白砂糖など、町で買い求めるようになっています。
灯油のコンロで調理したり、小さな発電機を購入し、テレビや冷蔵、冷凍庫を使っている人も増えてきました。
船の燃料も含め、それらの油類はやはり町で購入しなければなりません。長年続いた質素な暮らしが大きく変わりつつあるようです。
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名前の由来と人々のルーツ


ラジャアンパットはRAJA AMPATと書き、4人の王様という意味になります。名前の由来は諸説あるようです。

一説には、キリスト教もイスラム教も布教される以前、ヒンドゥー教の影響がまだ強い頃、この地にはMoi(モイ)という民族が住んでいました。ハルマヘラのテルナテ‐ティドレ王がこの地を納めようと思い、Biak(ビアク)人を利用することにしました。ラジャアンパットより500kmほど東側にあるビアクという地域から来ていた人ですが、当時のビアク人は盗賊として恐れられていました。テルナテの王は、このあたりの実権を握るため、ビアク人にモイ人からの略奪品の一部を献上させる一方、ワイゲオ、バタンタ、サラワテ、ミソールの島々にビアク人の王を一人ずつ置いたという話でした。

一方、マヤ(ワイゲオに住んでいるモイ)人の間では、別の説が語り継がれています。ツカククリによって産み落とされた卵から4人の伝説の王が生まれ、ワイゲオ、バタンタ、サラワティ、ミソールの王となり、彼らがマヤ人の先祖になったということです。シンボルの卵型の石がマヤりビットベイの村に祭られています。

また、別の説ではテルナテの4番目の王様がこの地に来て統治したため、この名前になったとも言われています。

さらにまた、パプアダイビングのマックス氏は、現在ラジャに住んでいる人々の中ではマヤ人がオリジナルなのではないかと語っています。なぜなら唯一マヤ人がイスラム教に改宗しているからです。これはティドレ時代に改宗したのではないかと思われるそうです。そしてマヤ人たちが、ティドレの配下となり、ワイゲオ、サラワテ、西ミソール、東ミソールに王を置いたとしています。

この地域には岩壁に壁画が残されています。詳細はまだ調べられていませんが、何万年も前にアフリカから渡ってきて、オーストラリアに移り住んでいった最初の人類により、描かれたものともいわれています。
一方、現在この地域に住む人々は5千年ほど前に、台湾、フィリピンを経由して移動してきた人々の末えい、Melanesianになるようです。

ラジャアンパットの産業


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ラジャアンパットの主な産業は、真珠養殖、漁業、鉱業、観光業になります。
真珠養殖は白蝶貝による南洋真珠を作っています。日本人、オーストラリア人、フィリピン人、中国系インドネシア人など現在6社以上が養殖を行っています。

また漁業では、数少ない天然海老が取れる地域です。天然エビの輸出に、日本の会社も数社ソロンにベースを置いています。
その他、まぐろ、かつお漁船、バガンと呼ばれる小魚を捕る船などもありますが、残念ながらほとんどの漁船はスラベシなど他の地域から来ている船です。ラジャアンパットの人々が持っている大きな魚船はほとんどないようです。

最近盛んになってきたのは鉱業です。石油採掘は以前から行われていましたが、ここ数年ニッケルが採れるということがわかり、鉱山開発の会社が参入してきています。木々が倒され丸裸になっている山が出てきました。小さな会社が無許可で採掘しているところもあるそうです。

林業(木々の伐採)は70、80年代は行われていましたが、現在では大規模な伐採は禁止されています。しかし小規模ながら、いまだに伐採を行っているところはあります。

観光は、スキューバーダイビングが盛んに行われています。
また、ラジャアンパット固有種のベニフウチョウ、アカミノフウチョウなど、たくさんの珍しい鳥がいることでも知られています。バードウォチングの観光客も増えてきています。
その他、石灰岩の侵食された美しい風景、滝、古代人の残した絵の見学などが楽しめるところです。
現在ではConservation InternationalなどのNGOがこの地域の保護活動を開始しています。この分野はまだまだ伸びていきそうです。

    ラジャアンパットでダイビング(本来は一般観光も含めてのルールですが、そちらは徹底されていません)をする場合は、コンサベーションフィーを支払う必要があります。
    タグを受け取り、ダイビング器材に付けるようになっています。タグは購入年内有効です。また領収書の携帯も必要ですので、なくさないようにしてください。支払いは、ソロン空港向かいにあるホテル「Je Meridien」の一階にConservation International indonesia(CII)の受付がありますので、そちらで行います。





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コメント(2件)

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来週mermaidI号でダイブクルーズをします
ダイブサイトの記事大変参考になりました
ありがとうございました
mkkhrgc
2012/02/13 01:18
mkkhrgcさん
コメントありがとうございます。Mermaidいいですね!!
友達がコモドで乗ったそうですが、とても気に入っていました。まだまだマンタも多いシーズンだと思います。幸運を祈っています。よろしければ海の様子をまたコメントいただければうれしいです。
kako
2012/02/13 10:38

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